2025.08.18

夏のイベントに大活躍!BBQに合うアレンジご飯

暑い季節で長期休みがあると、家族や仲間たちとキャンプに行き、バーベキューを楽しむ機会が増えます。
近年は必要な器具を一式貸し出してくれる場所も増えたため、準備の負担が減り、より気軽にアウトドアを満喫できるようになりました。

ただし、電源まで貸し出してくれる施設は多くありません。
そのためご飯を炊くときは、
飯盒・鍋・フライパン・羽釜・ライスクッカーなどを使い、かまどに薪をくべて炊く
カセットコンロを持ち込み、家庭と同じ手順で炊く
――といった方法が一般的です。いずれにしても、焦げ付かないよう火加減には注意しましょう。
手軽さを重視するなら、2回ほどすすぐだけで炊ける無洗米がおすすめです。
けれども、あえて普通の白米をみんなでワイワイ研ぎ、好みを聞き合いながら水加減を決め、「鍋奉行」ならぬ“炊飯奉行”に教わって炊くのもアウトドアならではの醍醐味です。

お米の研ぎ方は、
①すすぎ2回
②水を切った状態で20回かき回す
③すすぎ2回
④水を切った状態で10回かき回す
⑤すすぎ2回

――で十分。炊飯器ではないため20分以上浸水させ、お米の芯まで水を吸わせてから炊くと失敗しにくくなります。

みんなで食べる定番はカレーやおにぎり・焼きおにぎりですが、最近はバリエーションも豊富です。

・硬めに炊けた場合・・・チャーハン/ライスバーガー/リゾット/雑炊
・柔らかめに炊けた場合・・・焼きだんご/きりたんぽ/おかゆ
・変わりご飯・・・ライスピザ/ライスお好み焼き

などにアレンジできるので、失敗を恐れずにお米を炊いてください。
もし電源が使える環境であれば、荷物は増えますが家庭用精米機を持ち込み、玄米をその場で精米してから炊くのもおすすめです。
滅多に体験できないうえ、お子さんも大喜び。夏休みの自由研究にも役立つかもしれません。

精米時に出る米ぬかは畑や家庭菜園の肥料として利用できます。
風で舞ったり土にこぼれたりしても問題ありませんが、生のまま土に混ぜると発酵熱で植物を傷める恐れがあります。
きちんと持ち帰って料理や、ぬか漬け、入浴剤、美容パック、お掃除などに活用してみてください。