~お米のはなし~

 
 
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  • はじめに  ~お米は日本の主食~
  • 日本の主食はお米です。日本は北海道から沖縄まで南北に縦長の国ですから気候などの環境が異なるため、地域ごとに適した品種が作られてきました。実に700種類以上のお米の品種があります。また、近年では、料理に合わせた米など新しい品種も次々と登場しています

    お米を食することは、お米の一粒一粒に農家の人たちの思いがこめられています。美味しいお米を、いつでも美味しく食べたい・食べていただきたい・人から人への繋がりを大切にしたいと願っています。
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    • ~お米は栄養豊富~

    • 第1話  ~お米は栄養豊富~
    • お米には、パワーの源となるでんぷんの他、タンパク質や脂肪、ビタミンB1やビタミンEなどの栄養素がふんだんに含まれていて、まさに栄養の宝庫!なかでも成分の7割以上を占めるでんぷんは極めて質が良く、消化・吸収も高いので力をたくわえ、持続するといわれています。さらに玄米にはこれらの栄養素がぎっしりと詰まっています。
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    • 第2話  ~お米は低カロリー~
    • パンや麺類など他の炭水化物と異なり、ごはんは塩分やコレステロールを含んでいません。さらに、ごはんに含まれる糖質は優先的に消費されるエネルギーであるため、太りにくい炭水化物であると言えます。
      また、お茶碗一杯分のごはんの方がパン一枚よりも低カロリー!ダイエットに向くのは他の炭水化物よりも、ごはんを中心とした栄養バランスがよりヘルシーな食生活です。
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    • 第3話  ~お米は脳を活性化~

      でんぷんは体の中でブドウ糖に変化し、エネルギー源として脳の働きを活性化する役割を備えています。
      また、お米は脳の状態を常に新しくするビタミンB1などを多く含む食材とも好相性!そのため健康的なごはん食を続けていけば、おのずと脳の働きが活性化します。
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    • 第4話  ~お米は生鮮食品~
      お米は、生鮮食品(約15%も水分を含んでいる)で、生きてます。白米は空気(酸素)に触れていると酸化して味が悪くなります。
      白米の表面を覆っている糊粉層(こふんそう)が分解され、味が劣化したり、独特な臭い(古米臭と呼びます)が生じたりします。
      玄米は、この糊粉層が果皮(糠層)と呼ばれる層で覆われているため酸化しづらくなります。
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    • 第5話  ~お米が美味しいご飯になる3要素~
    • 多くのお店では、お米は白米で販売されているので、お米を炊飯器で美味しく炊いていただく。炊飯器も美味しさを追求した高価なものがでており話題となっています。 あまり知られていませんんが、お米が美味しいご飯になる3要素があります。
      「1.玄米(好みの銘柄) 2.精米 3.炊飯」   精米は、美味しさを追求する大きな要素です
    • そこで、お米の新鮮さを保ち美味しく健康的に食べるためには食べる分だけ精米し、お米本来の味が生かされると考えました。
      家庭で毎日簡単に精米ができる家電の開発です。
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  • ~お米を美味しく精米するためには?~

    • 美味しく精米するためには、 「米割れを抑える・精米時の発熱を防ぐ・好みの精米モードで精米できる」
    • 家庭で便利に使うためには、 「短時間精米・コンパクト」 の要素があると考えました。
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  • 第6話  ~お米を美味しく精米する~
    「精米時の米割れを抑える」

  • 回転している時の米飛びも米割れ・カケに原因となってしまいます。米飛び・米割れを抑えるために回転するブレードの形状に着目し研究しました。当初2枚ブレードで羽根の角度が15°に設定し評価しました。ある程度、米飛び・割れを抑えることはできましたが、
    未だ満足いく結果では有りませんでした
  • 更に研究、シミュレーションをおこない、そうしてたどり着いたのは、回転時の米の流れをいかにスムーズにさせることであり、2ブレードとの軸芯に円盤型の米受け形状を考案しました
  • 目標の精米時の米飛び・割れの削減を達成させることができました。この精米機のブレードはYAMAMOTOの特許技術となっています。
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    • 「精米時の発熱を防ぐ」
    • お米は精米する時の発熱で酸化してしまいます。発熱を抑えることも、お米美味しさを保つ課題です。発熱を防ぐには、お米同士を擦りつける負荷を小さくし精米させることだが、すると精米時間が長くなってしまう
      開発者としては精米時間も短くしたい!短時間で美味しい精米をするために、モータへの改善が求められました
    • モータ自体も大きな負荷を加えると、発熱・性能がダウンします 
      発熱を抑える為にどうするか?簡単な方法はモータサイズを1ランク上のタイプを使えば可能となりますが、重量や商品のデザイン面で問題となります。
      そこで考えたのが、モータにファンを付けて冷やせば、小型モータでも可能となるのではと早速、モータ軸に自励ファン付けて性能検証した所、性能が維持されモータの発熱も抑えられました
    • 動作制御と大きな負荷にも耐えうる高性能DCモータの開発で、精米時間を短縮するための加速・お米を傷つけない減速する制御を実現させましたこうして、精米時のお米の発熱を圧倒的に抑えることに成功しました。
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    • 「お好みの精米モード」
    • お米は、さまざまな食べ方があります。栄養価(ビタミンB1・B6・Eが豊富)の高い胚芽を残したり、分搗き米で好みに合ったお米を食べる・真っ白な白米を好む人・ご家庭に浸透されるためには、多くの精米モードが必要と考えました
      どのような種類のお米を食べているか市場の調査をおこない、「分搗き米・白米・上白米・胚芽精米・胚芽米白米仕立て・無洗米」が上げられました
    • 私たちは「分搗き米」も好みがあると考え、さらに細分化できないかと研究・実験を重ねた結果、電子制御回転数・精米時間を三段階に分けて各モードで精米することにより、多様なモード精米ができる様になりました。
      好みの、14種類(2分・3分・4分・5分・6分・7分・8分・白米・上白米・胚芽精米・胚芽米白米仕立て・無洗米)のお米に精米するモードが完成しました。再生米も、ボタンひとつで可能!モータ専門メーカーだからできる強みです。
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    • 「短時間精米」

      美味しいご飯を食べていただきたいという思いから、毎日食べる分だけ精米していただきたい。
      毎日忙しい中の料理は大変であり、お米を短時間で精米ができる必要があります。数秒でも短くするために、スクリーンとブレード・精米制御を駆使し、精米量5合 白米モードで、2分30秒を実現しました。毎日精米しても負担ならない精米時間を達成しています。
      • 「デザイン・コンパクトさ」

        ご家庭のキッチンスペースは限られているため、邪魔にならないコンパクトなサイズが求められます。
        炊飯器の炊飯量と合わせると、精米量最大5合のスクリーンの大きさを基本とし、サイズを決定!やさしい玉子形をイメージしてデザインしました

        美を意識し、皆様に受け入れられるデザインをとしており、操作もより簡単に!より分かりやすくするため大型液晶ディスプレイ-を採用しました。
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      • 「つづきを読む」